長澤まさみ「台湾ドラマは雨・涙・キスがお約束」
台湾のテレビ局「東森新聞台」の報道によると、日台合作ドラマ「ショコラ」の撮影のため、昨年9月より、台湾に滞在している女優の長澤まさみさんが、帰国を前に相手役の俳優・藍正龍(ラン・ジェンロン)さんとインタビューに応じ、約4カ月の台湾生活を振り返った。長澤さんは、台湾の人気ドラマには、「雨・涙・キス」の3シーンが台湾ドラマには欠かせないことが分かったと語り、シナリオを見た時その多さに驚いたという。「中国新聞社」が報じた。
同ドラマ出演で、アジア進出を果たした長澤さんは、演技力にも磨きがかかり、日本のメディアの注目を集めている。中国語もペラペラという設定だった長澤さんは、アフレコを使わずに自分で話すことにこだわり、日本で基礎を習った後、クランクインの2週間前からは1日9時間の猛特訓を受けたという。「台湾の視聴者に誠意を感じてもらいたい」というプロ魂。
今回の台湾長期滞在に関して、長澤さんは、「初めは台湾ドラマには、雨・涙・キスの3シーンが日本のドラマよりはるかに多く、慣れなかった。特にキスシーンは恥ずかしくて顔が赤くなるほどだった。でも今は、これが台湾の人の本当の性質で、愛を直接表現するのだと分かった」とエピソードを語った。
また、「撮影中、メガホンを振った北村豊晴監督以外のスタッフとは中国語や英語で意志の疎通を図らなければならず、始めは苦労したが、今では打ち解けて仲良くなった」とし、「中国語の発音でまさみ(雅美=ヤーメイ)と呼ばれることにも慣れた」と述べ、台湾での生活にすっかり溶け込んでいたようだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年1月23日