世界経済フォーラム(WEF)のボルゲ・ブレンデ総裁
第14回夏季ダボス会議が27日から29日まで天津市で行われる。4年ぶりの中国でのオフライン開催となる。今回のテーマは「企業家精神:世界経済の駆動力」で、政界、ビジネス界、学術界、社会団体、国際機関からグローバルリーダーとイノベーション人材が1500人以上出席する。
世界経済フォーラム(WEF)のボルゲ・ブレンデ総裁は、「今年の夏季ダボス会議では多国間主義とグローバル協力の強化に力を入れる。来賓は中国の発展とチャンスに大きな期待を寄せている」と述べた。
WEFによると、今年の夏季ダボス会議の規模と人数はほぼ新型コロナウイルス感染症発生前の水準に戻ったという。ブレンデ総裁は、「今年の会議の大きな特徴は海外からの来賓が中国で引き続き開催される夏季ダボス会議に極めて大きな関心を寄せていることだ」と述べた。
現在、世界経済は複数の挑戦に直面し、国際社会は早急にグローバル協力を強化する必要があり、分裂した世界の中でどのように信頼を構築し、経済成長を高めるかが出席者の広く関心を寄せる話題だ。
夏季ダボス会議は2007年に初めて中国で開催され、これまで13回中国で開催され、中国と世界を結ぶ重要なプラットフォームにもなっている。中国の経済回復の「原動力」を示し、世界経済への「中国の貢献」に焦点を当てることも、今回の夏季ダボス会議の重要な内容となっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年6月27日