習近平国家主席は16日、北京で米慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」のビル・ゲイツ共同議長と会見した。新華社が伝えた。
習主席は、ゲイツ議長及びその財団が世界の貧困脱却、保健、開発、慈善事業を促進するために長年にわたり力を尽くしてきたことを評価し、「中国は中国式現代化によって中華民族の偉大な復興を全面的に推し進めることに力を注いでいる。中国は国が強くなれば必ず覇権を唱えるという道は絶対に歩まず、他国と共に共同発展を実現し、人類運命共同体の構築を推進する。中国は『ビル&メリンダ・ゲイツ財団』との関連分野での協力強化を続け、他の発展途上国にできる限りの支援と援助を提供していきたい」と強調した。
ゲイツ議長は対中協力の進展状況や今後の構想について説明し、「財団は中国とイノベーションや世界の貧困脱却、公衆衛生、医薬品の研究開発、農村農業などの分野での協力を強化するとともに、その成功の経験と技術を発展途上国に普及させることに努めていく」とした。(編集LX)
「人民網日本語版」2023年6月19日