毎年5月から6月にかけて、雲南省紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州金平県馬鞍底郷の林や草むら、谷あいの渓流では、1億羽以上のチョウが羽化して、大発生し、壮観なシーンが広がる。世界でチョウの大発生を鑑賞できる場所は2ヶ所しかなく、そのうちの一つが馬鞍底郷となっている。人民日報アプリが報じた。
なぜチョウの大発生が起こるのだろうか?チョウは一生の間に卵、幼虫、蛹、成虫という4つの段階を経験する。うち、成虫の期間はわずか20日ほどしかない。1億羽以上のチョウが一斉に羽化するというのは、極めてエネルギッシュな光景となる。そんな美しいチョウの圧巻の景色も別れを告げる時がまたやってきた。1億羽のチョウに再び会える1年後が待ち遠しい。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月25日