习专栏

27日から再び中国北方エリアに熱波襲来 1週間の予想気温チェック

人民網日本語版 2023年06月27日16:24

25日と26日は暑さが一旦落ち着いたものの、27日から7月初めにかけて、中国華北エリアには再び熱波が襲来し、北京や天津などでは気温が40度を超える予想となっている。中国天気網が報じた。

26日の時点で、北京や天津、石家荘では、6月の気温35度以上の「猛暑日」の日数が例年を大きく上回っている。北京を見ると、1991年から2020年にかけての統計では、「猛暑日」の日数は年間平均10.6日であるのに対して、今年はすでに11日と、6月も終わらない間に年間平均日数を上回ってしまった。

27日から再び華北エリアに熱波襲来 北京・天津では気温40度超えも

端午節(端午の節句、今年は6月22日)に合わせて、今月22日から24日までが3連休となった中国。連休が終わり、北方エリアの高温の範囲は縮小し、その暑さもやや弱まった。ただ、それは「ハーフタイム」に過ぎず、27日から7月初めにかけて、熱波が再び北方エリアを襲来する。

大都市の中で、暑さが特に厳しくなりそうなのは河北省石家荘市だ。北方エリアの26日から1週間の予想気温を見ると、石家荘は毎日「猛暑日」となっている。今月1日から25日の「猛暑日」の日数を見ると、石家荘は15日となっており、もし、26日から月末まで「猛暑日」が続いた場合は、その「猛暑日」日数は20日となり、過去最多を記録する可能性がある。

北京と天津の今後1週間の予想気温を見ると、雨の関係で28日は最高気温32度の予想となっているものの、北京では7月1日に、天津では今月27日に、40度の「酷暑日」となる予想となっている。

熱波が再び襲来し、厳しい暑さが続くため、熱中症や熱射病対策が必要となる。外出する際は、必ず暑さ対策を行い、こまめに水分補給をするよう心がけよう。特に高齢者や子供、体調を崩しやすい人などは、暑さの厳しい時間帯の外出はできるだけ避けるようにしたほうがいい。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年6月27日

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