习专栏

14日から熱波が中国北方エリアに襲来 気温が40度以上の「酷暑日」も

人民網日本語版 2023年06月14日16:02

今月14日から来週の初めにかけて、中国北方エリアの多くの地域を、今年最強の熱波が襲来することになりそうだ。今回の熱波の影響は長く続き、影響が及ぶ範囲も広く、北京市や天津市、河北省、山東省、河南省といった地域では気温が高止まりしそうだ。河北省石家荘市などの都市では、気温が40度以上の「酷暑日」となる可能性もある。中国天気網が報じた。

中国天気網の気象分析師・閔裕秋氏によると、14日から17日にかけて、華北エリアの平原では、猛烈な暑さとなる可能性がある。北京市や天津市、河南省、山東省西部などの一部の地域では最高気温が37度から40度に達し、局地的には40度以上になる可能性もある。15日以降は、内蒙古(内モンゴル)自治区中部、及び東南部一帯で気温が急上昇しそうだ。また、遼寧省や吉林省などでも週末前後に、この時期としては珍しい猛烈な暑さとなり、局地的に最高気温が40度に達する可能性がある。

大都市の天気予報を見ると、高温の日が最も長く続くのは石家荘市で、今後5日間は毎日最高気温が35度以上となっている。北京市、天津市、済南市も今後4日間、最高気温が35度以上の予想で、厳しい暑さとなりそうだ。週末前後に、東北エリアの多くの地域でも気温が上昇し、瀋陽市では16日から3日連続で最高気温が35度以上の予想で、厳しい暑さになるとみられている。

この時期としては珍しい強い熱波の影響で、石家荘市では、気温が40度に達して猛烈な暑さとなる可能性があるほか、西安市などでも最高気温が39度に達し、日中は日差しが強くなり、厳しい暑さになる予報。

気温が最も高くなるのは午前10時から午後4時にかけてなので、上記の地域の住民はその時間帯に外出するのはできるだけ避けたほうがよさそうだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年6月14日

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