ここ数日、いよいよ気温が上がっており、15日には中国の30度以上の範囲が西北エリアや華南エリア、江南エリア、華南エリアの大部分へと広がると予想されている。北方エリアに今年初の「熱波」が襲来しているのを受け、京津冀(北京市・天津市・河北省)、山東省中・北部、河南省中・北部の一部の地域では35度の猛暑日となる可能性があると予測されている。気温が急上昇し、多くの地域では雨がほとんど降らなくなっている。雨が降っている地域は雲南省などに集中しており、16日からは、江南エリアなどでまとまった雨が降ると予想されている。中国天気網が報じた。
14日、中国のほとんどの地域では晴天となり、気温が急上昇した。西北エリアの東部や華北エリアの大部分から長江の中・下流一帯では最高気温が30度を超える真夏日となった。うち、鄭州に至っては最高気温が35度に達して、北方エリアの省都としては今年一番乗りで猛暑日を記録した。
今回の熱波の襲来において、15日は猛暑日となる地域の範囲が最も広くなる1日となりそうだ。具体的には、北京市、天津市、河北省、山東省中・北部、河南省中・北部の一部の地域で最高気温が35度以上、局地的には37度以上になると予想されている。特に、山東省北部の一部の地域では、この時期としては珍しい厳しい暑さとなる可能性もある。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月15日