発車12分前には検札が終了し、プラットホームにたどり着くにはエスカレーターに約10分乗らなければならず、しかもそのうちの1つのエスカレーターはなんとビル14階に相当するほどの高低差があるため、乗っているだけで思わずお尻がムズムズしてしまうという「噓みたい」な駅が北京にはある。その駅とは「八達嶺長城駅」で、利用客は、「エスカレーターがあまりにも長すぎる」と目を丸くしている。
「八達嶺長城駅」は、独特な設計となっている高速鉄道の地下駅で、一番深い地点で地下102メートルに達する。駅構内には、非常に長いエスカレーターと斜めに進むエレベーターが設置されている。
地上から駅のプラットホームまでの高低差は62メートルにも達し、利用客はエスカレーターを3回乗り換えなければならない。
同駅で最も長いのは、列車を降りて駅から出る時に乗るエスカレーターで、長さは84メートル。高低差はビル14階分の高さに相当する42メートルで、地上に到着するまで約3分かかる。
高所恐怖症の人は無理せずにバリアフリーエレベーターに乗ったほうがいいだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月5日