秦剛国務委員兼外交部長(外相)は25日に北京で「アフリカデー」レセプションに出席し、挨拶を行った。レセプションにはエチオピアのデメケ副首相兼外相、コンゴ民主共和国のルトゥンドゥラ副首相兼外相、及びアフリカ各国の駐中国大使らが出席した。新華社が伝えた。
秦部長は「習近平国家主席の打ち出した『真実親誠』という対アフリカ政策の理念及び『正しい義利観』に導かれる形で、中国とアフリカの関係はより緊密な中国アフリカ運命共同体の構築という新たな時代へと入った。現在、中国とアフリカは共に新たな歴史的出発点に立ち、新たな重要な機会を迎えている。現在の世界で最大の発展途上国と、発展途上国の最も集中する大陸である中国とアフリカは、過去のいかなる時にも増して団結と協力の強化を必要としている」と指摘した。
また、秦部長は中国とアフリカの協力の一層の深化について、(1)互いの正当で合法的な権益を断固として守る(2)各々の特色ある現代化事業を積極的に推進する(3)グローバル・ガバナンス体制の改革を共同で推進する(4)共通の安全保障の実現に努力する(5)文明間の交流と相互参考を一層強化する---ことを提言した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月26日