ザリガニリップに生煎包マスク! 上海グルメとコスメがコラボ (2)

人民網日本語版 2019年07月26日16:39

「生煎包のほか、夏にネットで人気になるアイテムといえばザリガニ。その背景にはやはりザリガニに対する思い入れがある。小楊生煎にもザリガニ入りの商品があるので、天猫の『国潮来了』プロジェクトチームから、ザリガニ色のリップグロスを作ってはどうかと提案された」とJane氏は明かす。Jane氏によると、アイデアを何度も修正し、稚優泉と小楊生煎は最終的に生煎包フェイスマスクとザリガニカラーのリップグロスを打ち出すことに決めたという。この決断が正しかったことは事実によって証明された。ザリガニリップグロスは発売日だけで2万本を売り上げ、「ザリガニカラー」は今の若い人が先を争って買うカラーになり、稚優泉は1日で50万人の新規顧客を獲得した。「90後(1990年代生まれ)」や「95後(1995-99年生まれ)」といった若者だけでなく、稚優泉のファンには「80後(80年代生まれ)」もかなり増えた。

実際のところ、稚優泉や小楊生煎のほかにも、食品ブランド「旺旺」はファッションの生産ラインを増設し、万年筆ブランド「英雄」は1万8千本ものコラボ万年筆を売り切って低迷を脱するなど、より多くの国産ブランドが天猫を通じて業界を跨ぐ提携を進め、それによって核心部分の変化を遂げている。旺旺や老干媽、六神、李寧など、天猫「国潮来了」プロジェクトチームの推進によって業界の枠を超えて再び人気となった国民ブランドは、自身の業務範囲を拡大している。また天猫のほうも新たな国産品の集積地となっている。

天猫「国潮来了」チーム責任者の錦雀氏は、「この2年、国産品ブランドの業界を跨ぐアイデア新商品開発を仲立ちしてきたが、それはしばしばブランドが急成長し、新規顧客を増やす助けになってきた。今年、天猫国潮チームはデザイナー人材を導入し、フランス人デザイナー100人以上とさらに踏み込んだ協力契約を結び、短中期的なヒットだけでなく、ブランドの長期的成長をサポートする方法を探っていく」と語った。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月26日

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