米高官がこのほど「米国にとって諜報面で中国の脅威は他のどの国にも増して深刻だ」と主張したことについて、外交部（外務省）の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で「中国は一に盗まず、二に奪わず、三に嘘をつかず、完全に自らの知恵と汗によって今日の誇るべき成果を得た」と述べた。
【記者】米連邦捜査局（FBI）のクリストファー・レイ長官は23日に上院司法委員会で「米国にとって諜報面で中国の脅威は他のどの国にも増して深刻だ。FBIが米国で行った米国の知的財産権の窃取に関する調査では、経済スパイ活動でも不拡散でも、ほぼ全てが中国を指していた。中国は米国に対して戦争をしている」と述べた。これについてコメントは。
【華報道官】レイ氏が同様の発言をしたのは、これが初めてではない。これは全く根も葉も無い、自他共に欺く指摘だ。現在の米国務長官で、過去には米国最大の情報機関のトップであったポンペオ氏は今年4月の演説で「我々は嘘をつき、欺き、盗んだ。これは米国にとって前進を模索し続けた栄光だ」と公然と言明した。
だが中国は違う。我々は一に盗まず、二に奪わず、三に嘘をつかず、完全に自らの知恵と汗によって今日の誇るべき成果を得た。もし中国が戦争をしていると言うのなら、それは自らの正当な権益を守る正義の戦争だ。（編集NA）
「人民網日本語版」2019年7月25日
