外交部、「経済減速で中国は対米合意を差し迫って希望」は全くのミスリード

人民網日本語版 2019年07月17日13:55

最近米側が「経済が減速したため、中国は米国との合意を差し迫って望んでいる」と発言したことについて、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は16日の定例記者会見で「全くのミスリードだ」と述べた。また「世界経済の成長がある程度減速する中、今年上半期の中国の6.3%というGDP成長率は良い成績であり、外部の予想と一致する成長率だった」と指摘した。

【記者】トランプ米大統領が15日「第2四半期の中国の成長率は過去27年間で最低だった。おびただしい数の企業が現在中国を去っている。このため中国側は米国との貿易合意を非常に望んでいる」とツイートしたことについて、コメントは。

【耿報道官】世界経済の成長がある程度減速し、不確定要因や不安定化要因が増える中、今年上半期の中国の国内総生産(GDP)は6.3%成長した。これは良い成績であり、世界の主要エコノミーの中でトップでもある。中国は強い景気刺激策を講じてさらに高い経済成長率を実現してもよかったが、そうしなかった。われわれは質の高い経済発展の実現に尽力し、経済構造調整の推進に力を入れ、産業のモデル転換と高度化を推進し、改革とイノベーションを通じて市場参加者の活力を引き出して、安定の中で成長という経済態勢を保っている。

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事