中国外交部（外務省）の耿爽報道官は10日の定例記者会見で、中米の経済貿易担当高官の電話協議に関する質問に答えた。外交部ウェブサイトが伝えた。
【記者】中米の経済貿易担当高官が昨日（9日）電話協議を行い、中国商務部（商務省）はすでに簡潔な声明を出した。米側は今回の電話協議について「建設性に富む」ものだったとしている。中国側もそのような認識か。
【耿報道官】指摘の通り、中米経済貿易ハイレベル協議の双方の代表による電話協議について、すでに中国商務部がプレスリリースを出した。プレスリリースは、大阪での中米首脳会談におけるコンセンサスの実行について双方が意見交換したと指摘した。これ以上に現在私から伝えられる事はない。
【記者】クドロー米国家経済会議（NEC）委員長は、中米の電話協議は「良いものだった」として、中国側が交渉時に米国産農産物の輸入を継続することが非常に重要だと強調した。中国側は米国産農産物の輸入拡大を継続するのか。
【耿報道官】米国産農産物の輸入の問題に関してだが、私の記憶が正しければ、先週中国商務部報道官がすでに質問に答えている。農産物貿易は中米両国が話し合う必要のある重要な問題であり、双方が対等と相互尊重を基礎に解決方法を見出す必要がある。（編集NA）
「人民網日本語版」2019年7月11日
