在米の中国人学生・学者、科学技術者、中国系科学者に対していわれなき非難や嫌がらせをする米国の一部の者や機関のやり方に対して、外交部(外務省)の耿爽報道官は8日の定例記者会見で「中米間の人的・文化的交流は両国の根本的利益にかなう。人的・文化的交流の締め付けによって中国の発展を抑え込もうとする企ては極めて馬鹿げている。米側が両国間の人的・文化的交流を制限し、圧迫する誤ったやり方を止めることを望む」と述べた。
【記者】中国系米国人であるアンダーソンがんセンターのシーフォン・ウー終身教授が米国立衛生研究所(NIH)と米連邦調査局(FBI)によるいわれなき捜査を受け、辞職を強いられたと、米国の大手メディアが先日報道した。メディアは米側のやり方について、中米間の人的・文化的交流と科学技術協力を妨害する意図があり、米国自身の利益を損なうと指摘した。これについてコメントは。
【耿報道官】近年、米国の一部の者と機関は中国の発展を抑え込むとのゼロサム思考と悪辣な目的を持って、「スパイ活動に従事」など馬鹿げた口実をでっち上げては、在米中国人学生・学者、科学技術者、中国系科学者に対していわれなき非難や嫌がらせをし、多くの冤罪・誤審事件をつくり出し、両国間の人的・文化的交流と科学技術協力を深刻に妨害してきた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年7月9日