「2017年中国児童文学トップ10」発表現場(資料提供:主催方)
2013年から2017年の5年間近く、中国のオリジナル児童書市場はどのような発展を遂げたのであろうか?さまざまな種類がある中で、オリジナル作品の販売には、どのような特徴がみられるのだろう?中国語書籍のオンライン販売を手掛ける「当当網」と「中国出版伝媒商報」は北京でこのほど、「中国児童書の現状と未来を診断する」と題するイベントを共同で開催した。同時に、初となる「当当網児童書5年オリジナル市場販売報告」が発表され、地域別・種類別などマクロな角度からの、国内オリジナル児童書市場の発展状況が明らかになった。中国新聞網が伝えた。
当当網副総裁兼出版物事業部総経理の陳立均氏は、報告発表の場で、「この5年近く、中国のオリジナル児童書販売部数は1億2千万冊に達し、これは中国のオリジナル作品全体の3分の1を占めた」と紹介した。
当当網が発表したビッグデータによると、2013年から2017年までの5年近く、同社の児童書販売部数は増加し続けた。増加スピードは、2013年と2017年が最も速かった。2014年はやや減速したものの、続く2015年と2016年の2年連続で、販売部数は前年比35%増加した。また、中国のオリジナル児童書の成長カーブは、児童書全体とほぼ同じ形だが、オリジナル児童書の発展空間は極めて広大で、児童書市場全体のスピード発展に大きく寄与している。
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