モバイル電子書籍企業の「掌閲」は24日、「95後(1995年以降生まれ)」の夏季読書報告を発表した。データによると、掌閲アプリで名作小説を読んでいる人たちのうち、「95後」が84%以上を占めていることが明らかになった。中国新聞網が伝えた。
掌閲は今年7月末に、銭鐘書の小説「囲城」の電子版を独占配信し、現時点で、そのクリック数は600万回を超えている。掌閲によると、「囲城」、「我們■(■は人へんに三)」、「白鹿原」などの名作小説に対するユーザーの反響を把握するため、50冊の名作小説を対象とした7-8月の期間中の読書データ分析を行ったという。
これらのデータ分析を行った掌閲データ研究センターは、「分析結果によると、50冊の名作小説を読んだ人の割合は、『95後』が49%、『00後(2000年代生まれ)』が35%となった。『95後』を基準とすると、掌閲アプリで名作小説を読んだ人たちのうち、『95後』が84%以上を占めており、名作小説が若者たちの中での人気ぶりが分かる」とした。
同報告によると、「95後」の読書量トップ10省の第1位から第3位はそれぞれ、広東省、河南省、山東省。また、「95後」夏季人気書籍トップ10の第1位から第3位はそれぞれ、「囲城」、「使徒」、「秘果」となった。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年8月28日
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