合肥新華書店三孝口店(写真は同店が提供)
シェア自転車、シェア雨傘、シェアベッド、シェア書籍といった「シェアリングエコノミー」の波が、出版業界にも押し寄せている。第3者決済サービス「支付宝(アリペイ)」は今年上半期、全国5都市で借りる本を配送し、書籍をシェアするサービスを開始した。ハルビンで始まったシェアリングプラットフォーム「借書人」も全国向けに新書と蔵書のシェアサービスを提供している。
これまでは想像もつかなかったことだが、「シェア」の理念が書店を図書館のように変えつつある。安徽省合肥市新華書店三孝口店は16日、「シェア書店」という経営モデルをスタートさせた。
この「世界初のシェア書店」と呼ばれる同店は、16日に延べ2万人の利用客を迎え、同店の最高記録を更新した。徐店長は、「同日、書籍4000冊ほどが貸し出されており、1人平均2冊借りたとして、このシェア活動に2000人ほどが参加したことになる」と話した。
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