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中米首脳が電話会談 朝鮮半島情勢について意見交換

人民網日本語版 2017年09月07日11:30

習近平国家主席は6日、米国のトランプ大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。

習主席は、「現在、中米は各分野の交流と協力を継続して進めている。両国の外交・安全保障チームと経済チームは緊密に意思疎通をはかり、双方は初の中米社会及び人的・文化的対話、法執行及びサイバーセキュリティー対話の準備を進めている。中国側はトランプ大統領による年内の公式訪問を重視し、双方のチームが共に努力して、訪中を確実に成功させることを望んでいる」と指摘した。

トランプ大統領は、「習主席と緊密に意思疎通をはかり、重大な国際・地域問題における協調を強化することは、非常に重要だ。年内に中国を公式訪問し、習主席と再び会談することを心待ちにしている」と表明した。

両首脳は朝鮮半島情勢について重点的に意見交換を行った。習主席は、「中国側は朝鮮半島の非核化実現、国際的な核不拡散体制の維持に揺るがず尽力する。同時に、朝鮮半島の平和・安定維持を終始堅持し、対話と協議による問題解決を目指し続ける。平和的解決という大きな方向性を保ち続ける必要がある。朝鮮半島核問題の解決には、結局のところ、対話と交渉に基づいた総合的な策を講じ、持続的解決の道を積極的に探る必要がある」と強調した。

トランプ大統領は、「米側は現在の朝鮮半島情勢の推移を深く懸念しており、朝鮮半島核問題の解決における中国側の重要な役割を重視している。中国側との意思疎通を強化し、朝鮮半島核問題の解決策をできるだけ早く見出したい」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年9月7日

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