児童書の総販売部数は増加しているが、全国省(自治区・直轄市)の「読書・購入マップ」は、地方によってバラつきがある。広東省と北京市は、連続5年で購買力全国首位と第2位の地位を保ち、江蘇省と山東省は、2年間それぞれ第3位の座を占めた。浙江省も熾烈な競争を潜り抜け、2017年上半期の第3位に躍進した。
今回の報告データによると、優れた伝統文化のブームが高まるにつれて、2017年中国児童文学トップ10のうち、「子供のための中国の歴史(全14巻)」がトップの座を守り、人気が下がることはなく、累計販売部数は50万セットに達した。国学復活ブームについて、中国出版協会協少読工委員会主任を務める中国少年児童新聞出版総社の李学謙社長と当当網の陳立均氏はともに、「理性を保ち、流行をむやみに追わず、中国児童文学の健全な発展のために良好な成長環境を提供してほしい」と読者に呼びかけた。
「人民網日本語版」2017年8月29日
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