強烈な砂嵐が中国を襲っている。4日、北方の各地はこの砂嵐に「陥落」し、一部の地方では砂嵐の影響で視程がかなり低下している。4日の夕方時点で、中央気象台は砂塵青色警報を引き続き発令している。新華社が伝えた。
気象モニタリングデータによると、今月3日に始まった今回の砂嵐は、範囲が非常に広いことが特徴で、新疆、甘粛、寧夏、陝西、内蒙古、山西、河北、北京、天津、遼寧、吉林、黒龍江の10数省(自治区・直轄市)の総面積163万平方キロメートルに影響が及んでいる。また、砂嵐が極めて強大で、大気環境測定器が測定不能に陥っている地域も多い。たとえば、内蒙古(モンゴル)自治区の一部地域では、PM10の最大濃度が1立方メートルあたり2千マイクログラムを上回り、北京市内でも1千マイクログラムを上回った地域がある。内蒙古および西北地区東部、華北北部、東北地区の多くの地域では、風速8.0-17.1メートルの風が吹き、風速17.2-24.4メートルの突風も観測された。
この強烈な砂嵐は、一体どこからやって来たのだろう?この天気はいつ頃終わるのだろうか?
中央気象台環境気象センターの張碧輝・シニアエンジニアは、今回の砂嵐について、次の通り分析した。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn