中国国家航天局(宇宙局)の呉艶華副局長は、「2016年中国の宇宙事業」白書の記者会見で、「中国は2020年前後に初の火星探査機を打ち上げる。火星探査の周回・着陸・巡視を実現後には第2次の火星探査任務を実施する。火星表面のサンプルを持ち帰り、火星構造、物質の成分、火星環境などの化学分析と研究を行う」と述べた。人民網が伝えた。
中国政府は今年1月、初の火星探査任務を正式に批准した。これは中国の宇宙探査が、月からより遠い宇宙に向かうことを意味する。8月には中国初の火星探査機と火星ローバーのデザイン案が初公開された。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月28日
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