国家質量監督検験検疫総局(質検総局)がこのほど明らかにしたところによると、2016年12月25日現在、中国で行われた欠陥ある自動車の回収(リコール)件数は累計1295件に上り、対象車は1132万5600台に達して、前年同期比103%増加した。1千万台を突破したのは初めてで、過去最高も更新した。全国の自動車メーカーが車両の欠陥を解消するためのリコール活動に投入した直接的経済コストは210億元(約3551億円)を上回り、多くの消費者の安全をめぐるさまざまな危険性を取り除くことができ、これは消費者のために210億元超の経済的損失を未然に防ぎ、消費者の合法的な権利を効果的に保障したのに相当することだといえる。
質検総局は来年、「大気汚染予防対策法」の要求に基づき、環境保護部(省)と共同で自動車の環境保護をめぐる欠陥についてのリコール管理制度を構築し、排出面で欠陥を抱える自動車をリコール管理の対象に組み込む予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月28日
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