22日から23日にかけて、北海道は記録的な大雪に見舞われ、陸と空の交通が広い範囲で麻痺状態となった。フライト欠航が相次ぎ、数千人の利用者が空港で一夜を明かし、このなかには香港特区・マカオ特区からの旅行客約500人も含まれていた。広州日報が報じた。
25日昼には、在札幌中国総領事館の救援チームが大雪による通行止めなどの困難を何とか切り抜け、食品や水を空港に届け、足止めされている利用客の支援およびケアにあたった。
現在すでにキャセイパシフィック航空や香港航空が臨時便を増発し、同空港に到着しており、臨時便第一便はすでに搭乗を開始し、その他のフライトも天候の状況を見ながら、香港・マカオからの観光客を乗せて次々帰国の途に向かう予定だ。
広州と北海道を結ぶ直行便は、現在就航していないため、広州から北海道に向かう旅客は通常東京や大阪、北京、上海、香港で乗り継ぐ必要がある。25日時点で、携程網のサイト上では広州から北海道に向かう乗り継ぎ便の航空券の購入は可能だったが、北海道で足止めされている広州からの観光客が何人いるのか、現時点でははっきりとした数字は分かっていないという。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月26日
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