2016年中国言語サービス産業総会と中国翻訳協会年次総会が23日に行われた。同協会の常務副会長と事務局長や中国外文局の副局長を務める中国翻訳研究院の王剛毅執行院長が、「中国の言語サービス産業は産業化に向けた発展の軌道に乗っており、2015年の生産額は約2822億元(1元は約16.9円)に上った。言語サービス従事者は専業と兼業が基本的に半々を占め、修士以上の高学歴の人が中心で、平均月収は5千〜8千元に上り、所得水準には引き続き大幅な向上の可能性がある」と指摘した。中国新聞網が伝えた。
関連の報告によると、言語サービス産業は産業化に向けた発展の軌道に乗り、サービスが一定の規模を備えるようになり、今後も引き続き安定した急成長が見込める。インターネットの発展と翻訳技術の進歩が翻訳サービス産業のモデルチェンジを推進し、翻訳サービス産業の技術革新能力が絶えず強化され、地域クラスター化、専門化、多様化、国際化を方向性とした発展状況にある。全体的な状況をみると、登録資本金が10万元以上、5千万元未満の企業がますます増加し、関連企業の99%以上を占めるとともに、登録資本金が5千万元以上の企業が占める割合は依然として小さい。言語サービス従事者は専業と兼業の割合が基本的に半分ずつで、主に修士以上の高学歴の人が中心としている。従事者の平均月収は5千元から8千元の間で、所得水準には引き続き大幅な向上の可能性があるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月24日
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