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人民網日本語版>>経済

宇宙船打ち上げに3回成功 航空宇宙産業が爆発的後

人民網日本語版 2016年10月18日14:09

北京時間の17日午前7時49分、宇宙ステーション「天宮2号」とのドッキング任務を担う有人宇宙船「神舟11号」が、甘粛省酒泉市の酒泉衛星打ち上げセンターから打ち上げられ、予定の軌道に入り、宇宙飛行士2人を宇宙へ送り届けた。分析によると、商用宇宙航行于プロジェクトには1千億元(1元は約15.4円)を超える資金が投入され、宇宙航空産業株は戦略的チャンスの時期を迎える見込みだ。米国や欧州の複数の評価機関が、宇宙航空分野に1元投資するごとに、7~12元のリターンが発生すると試算する。中国経済網が伝えた。

これについて中国経済網の石術思評論員は、「ここ数年、宇宙航空技術は日進月歩の勢いで発展し、コストが急速に低下し、米国の宇宙航空産業では、個人での宇宙旅行が大衆向けのものになっている。10万ドル(約1038万円)でチケットを1枚買い、宇宙を一回りすることができるというもので、世界の旅行産業の大きな流れにともなって、こうした個人での宇宙旅行が巨大な新興産業になっている。そこで宇宙航空業への期待が、投資の観点から今後の発展や好材料への巨大な期待をもたらしている」と話す。

また石評論員は、「宇宙航空産業が実体経済全体に対してもつ牽引効果は極めて大きい。なぜなら産業全体が高度で、精度が高く、最先端だからだ。GPS(全地球測位システム)は1957年に旧ソビエト連邦が打ち上げた宇宙船で用いられた技術で、今では誰もが利用するようになり、民用に転換して巨大な生産額をもたらした。こうしたいくつかのパワーが相乗して巨額のリターン率をもたらした。そこで最近、大勢の投資家や株式評論家が人々に宇宙航空産業銘柄に注目するよう勧めているのも、実に最もなことだといえる。これに加えて宇宙飛行士の景海鵬指令長が3回にわたって宇宙飛行したことがニュースになり、宇宙航空株を押し上げている。この巨大な銘柄が全体として長期的に好転し、短期的にさらには長期的に宇宙航空株の株価に多くの好材料をもたらすことが予想される」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年10月18日

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