公安部交通管理局の指導の下、このほど全国各地の交通警察とモバイル地図アプリの高徳地図が共同で「2017元旦混雑予想報告」を発表した。同報告は100ヶ所の全国主要都市の過去データを基に、今年の元旦期間中の混雑状況をビッグデータを用いて予想している。最も混雑すると予想された都市は黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市で、首都である北京市は第4位となっている。新華社が伝えた。
同報告では、元旦期間中における全国高速道路の混雑状況は平日に比べやや下回るとしているが、出発とUターンのピーク時間帯における混雑状況は平日を上回るとしている。全国の高速道路では主に北京・天津・河北エリアと長江デルタ地域、珠江デルタ地域、成渝(成都・重慶)地域での混雑が予想され、これらの地域で3つのピークが生じるとしている。まず1つ目のピークは休暇前日の12月30日午後3時からとなっており、混雑が次第にひどくなっていき、夕方6時から7時前後までが最も混雑すると予想されている。2つ目のピークは休暇1日目の12月31日朝10時から午後1時までの時間帯で、なかでも午前11時から昼12時までが最も混雑すると予想されている。そして最後のピークは休暇最終日の1月2日午後2時から夜9時までで、その混雑は平日を大きく上回る。なかでも夕方5時から6時までは最も混雑するとしている。
ビッグデータに基づく同報告は、元旦休暇期間中の日中(6時から22時まで)で、混雑が予想されるトップ10都市として、哈爾浜市(黒竜江省)、済南市(山東省)、呼和浩特(フフホト)市(内蒙古自治区)、北京市、洛陽市(河南省)、昆明市(雲南省)、蘭州市(甘粛省)、鄭州市(河南省)、南寧市(広西チワン族自治区)、佛山市(広東省)を挙げている。これらの都市では元旦の人手が集中すると予想され、市内各道路ではそれぞれ程度の違いはあるが、混雑が生じるとしている。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年12月26日
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