先ごろ浙江省舟山市の村民・劉善雲さんのエビの養殖池では、遠方からの「客人」を迎えていた。南アフリカから飛行ルートの中継地としてこの場に降り立ったコクチョウの群れがその居心地の良さにその場を離れなくなったためだ。劉さんはコクチョウが魚やエビを食べないことに気付くと、今度は大豆や、とうもろこし、野菜をコクチョウたちに与えた。エサが良すぎたせいか、コクチョウたちは数日で一回り太くなってしまい、飛ぶにも一苦労といった様子に。こうしてお腹が空けばお腹いっぱい食べることに慣れてしまったコクチョウたちは今では時間通りにエサにありつけるこの場所に安住してしまいたくなったようだ。しかし専門家は餌付けをすることで、野性で生きていけなくなってしまうので、やめた方がいいとアドバイスしている。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年12月28日
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