患者の緊急救命措置にあたる医師
米サンフランシスコ発西安行き直行便の機内で、一人の女性客が突然意識を失い、危険な状態に陥った。西南交通大学第一付属病院の医師と米国人医師が力を合わせ、高度1万メートルの上空で緊急救命措置を施し、この乗客は危険な状態から脱出した。西安交通大学第一付属病院の医師は22日、救命措置の詳細について語った。中国新聞網が報じた。
北京時間20日、乗客の張さんは中国への里帰りのため、夫と子供とともに、米オースティンからサンフランシスコ経由で、サンフランシスコ発西安行ユナイテッド航空UA853便に搭乗した。離陸から約5時間経った午前11時ごろ、長旅でやや疲れていた張さんは、トイレに行こうと座席から立ち上がり通路を歩いている最中に、突然意識を失って倒れた。