米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、世界最多の人口を擁する中国で独身者が約2億人に上り、総人口の14.6%を占めている。1990年の時点では6%だった。
人口統計学の専門家によると、中国で独身者が急増している原因は離婚率の上昇や晩婚化、結婚しないことを選ぶ人が増えていることなどがある。しかし、中国における独身者の比率は他の国と比べれば大幅に低い。米国では人口の50.2%が独身で、英国ではイングランドとウェールズで独身人口が2011年に51%に達している。
比率としては低いものの、中国は人口が多いため、14.6%といえども尋常な数ではない。独身者の数は米国の総人口の3分の2に匹敵する。さらに、出生率も低下していることから、労働力不足などの問題は目前に迫っている。(提供レコードチャイナ・編集SC)
「人民網日本語版] 2015年12月14日