記者会見の会場
記者会見の席上で、屠氏は、アーテミシニン(青蒿素)と現代の最先端医学を結び付けて、マラリアの特効薬を開発した経緯について詳しく述べた。「今後10年間も、特にアフリカで、人々がマラリアに苦しめられる状況が続く恐れがあると懸念している。よって、私は、WHO(世界保健機関)の枠組みのもと、各方面がマラリアに関心を寄せ、対策について共同で努力する必要性を叫び続けてきた。アーテミシニンの抗マラリア活性を可能な限り臨床に応用していかなければならない」と彼女は強調した。
伝統的な中国医薬の潜在力を今後どのように現代医療に結び付けていくかという問題について、屠氏は、次の通りコメントした。