大峡谷にある断崖をつなぐガラスの橋の上を歩くと、まるで空を歩いているかのよう。あなたには渡りきる度胸があるだろうか--? 橋の設計を担当した中鉄大橋勘測設計院有限公司によると、この湖南省張家界大峡谷にあるガラス橋の建設は、終盤にさしかかっている。鋼製箱桁は明日閉合され、来年の5月1日からのメーデー休暇前に一般開放されるという。2つの断崖を結ぶこのガラスの橋は、数多くの世界記録を打ち立てている。長江日報が伝えた。
同ガラス橋は観光用橋で、通行・観覧が可能なほか、バンジージャンプ、「溜索(注:ワイヤーロープを伝って空中を滑走するアクティビティ)」、キャットウォークなどのアクティビティが可能。メインスパンは430メートルで峡谷を一気に跨ぎ、橋の長さは375メートル、幅は6メートル、谷底までの高さは約300メートルに達する。透明なガラス橋としては、世界一の長さ・高さを誇る。
同橋の設計を手がけた中鉄大橋院集団の副チーフエンジニア・万田保氏によると、同橋の持つ世界記録は以下の通り。