他の欧州諸国もすでにテロ対策を講じている。ベルギー政府は、テロ予防措置を大幅に強化した。ベルギー現地メディアの報道によると、ベルギー警察は、パリ同時多発テロ発生後ただちに、フランスへ通じる道路の検問を強化した。同時に、空港や鉄道駅などの交通ターミナルや公共スペースでの安全検査やパトロールも厳格化する。
ドイツ政府は14日、ベルリンで緊急の閣僚会議を開き、今回の事件による影響および対応策について協議した。ドイツのトーマス・デメジエール内相は、閣僚会議後の記者会見において、「ドイツはこれまでずっと、国際テロの標的だった。現在、ドイツの安全部門は、自国の安全状況について評価作業を進めている」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月16日