しかし、いわゆる「Dr.野口」シリーズの製品は日本の大手ドラッグストア、また楽天などのネットショップでは関連する情報が見当たらない。さらには野口医学研究所の公式ウェブサイトでもそれらしいものはない。もっと驚きなのが野口医学研究所の公式ウェブサイトのネットショップで販売されている27種類のサプリメントの価格は平均2000円から4000円だ。そのうち、姚さんが購入した「植物酵素320」の類似商品で「酵素+乳酸菌」という商品の価格はたったの1980円で「Dr.野口」シリーズの価格の4分の1しかない。
ではこの種類の製品における効能に差はあるのだろうか?更なる調査を進めると、野口医学研究所のスタッフは「『Dr.野口』シリーズの製品は確かに存在するが、それらの製品は野口医学研究所と日本で運営されているJTCという免税会社によって共同開発されたものだ。『Dr.野口』で使用されている原料とパッケージデザインは共に現在日本の市場で販売されているサプリメントとは違うので、比較しようがない」とはっきりと述べた。彼女はさらにこの製品はJTC免税店でのみ販売していると明らかにした。