協鑫集団が開発・製造した、液化天然ガス(LNG)を利用して発電を行う中国初の「移動式エネルギー島」(移動式LNGエネルギーステーション)が、このほど江蘇省蘇州市呉江区で建設され、正式に稼働開始した。人民日報が伝えた。
同ステーションは分散型エネルギーの設計理念に基づき、国内最先端の内燃機関技術を採用し、LNGを利用して発電する。1基当たり毎年30%の発電コストを節約でき、1年で二酸化炭素排出量を約17トン、煙塵の排出量を約21トン削減できる。同ステーションの稼働管理はすでにデジタルクラウドコントロールを実現しており、発電量、水温、電圧などの稼働データを端末によってチェックできるようになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月25日