抗日戦争勝利70周年軍事パレードについて、軍事パレード合同司令部弁公室常務副室長を務める北京軍区の王舜副参謀長に話を聞いた。
――今回の軍事パレードの重大な意義を教えていただきたい。
今回の軍事パレードは「抗日戦争の偉大な勝利を記念し、抗日戦争の偉大な精神を発揚し、民族の偉大な復興を実現する」であり、平和的発展路線を確固不動として歩み、世界平和を確固不動として維持し、国家の主権、安全、発展上の利益を守る中国の断固たる立場をはっきりと示し、世界反ファシズム戦争における中国人民の多大な民族的犠牲と重要な歴史的貢献をはっきりと示し、軍事力強化目標の貫徹と近代化の推進における中国軍の新たな成果および威武の部隊、文明の部隊としての良きイメージを示すことが目的だ。今回の軍事パレードは中国の心を築き、民族の魂を凝集し、軍事力強化の志を固めるうえで重要な意義を持つ。
――新中国成立以来、中国は建国記念日に首都での軍事パレードを14回行った。今回の軍事パレードには過去の首都での軍事パレードと比べ、どのような特色があるか。
鮮明な特徴が6つある。第1に、初めて抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争の勝利をテーマに軍事パレードを行う。第2に、初めて外国軍の代表を分列式に招待する。第3に、初めて国民党を含む抗日戦争元兵士が参加する。第4に、初めて英雄的模範部隊が検閲を受ける。第5に、初めて作戦体系に基づき装備隊列を組む。第6に、初めて将軍が隊長を務める。