人は、人生の時間の3分の1をベッドの上で過ごす。読者の睡眠の質は、「合格」レベルに達しているだろうか?第15回「世界睡眠デー」が21日に迫る中、寝具メーカーの喜臨門家具はこのほど、中国医師協会の支援の下、国内の大手調査会社・零点調査と共同で「2015年全国睡眠指数報告」を発表した。関連調査は、30省(自治区・直轄市)の主要都市を対象に、3カ月にわたって実施された。武漢晩報が伝えた。
睡眠指数が全国で最も高かったのは青海省(75.5ポイント)、同省は「2015年睡眠の質が最高の省」の栄冠に輝いた。河北、遼寧、湖南各省がいずれも70ポイントを上回り、青海に続いた。睡眠指数が最低だったのは海南省で、同省は国内唯一、「不合格」となった。湖北の睡眠指数(63.5ポイント)は全国第26位、合格ラインぎりぎりだった。
〇「深刻な不眠」の成人は3割以上 不眠の原因トップは「仕事」
2014年、「深刻な不眠」に陥った中国人は、全体の22%だったが、2015年、この割合は31.2%まで上昇した。「過去に不眠を経験したことがある」人は、2014年時点では6.4%だったが、2015年は16.8%に上昇した。
中国人の「不眠の原因」のトップは「仕事上の問題(56.2%)」で、続いて「金策」、第3位は「異性関係のトラブル」だった。また、「良く見る夢の内容」も、「仕事に関すること(29%)」がトップだった。