1) 「夜中まで起きても無意味」と言い聞かせる
「まだ寝たくない」という感情が湧きおこった際、「これは睡眠先延ばし症候群の症状で、そうしても何の意味もない。これは間違った考えで、従う必要はない」と自分に言い聞かせなければならない。これを何度も繰り返しているうちに、床につく時間が少しずつ早くなるだろう。そして、最終的には寝るべき時間に寝るようになる。
自分に言い聞かせるというのは、最も簡単で安全な改善方法。「睡眠先延ばし症候群」以外の悪習慣でも、この方法で改善することができる。このようにして、自分をコントロールする能力を身につけることができる。しかし、この能力を身につけるには時間が必要で、決して焦ってはならない。
2) リラックス
事務所の休憩室や帰宅途中の地下鉄などで、頭を空にして何も考えないようにすることでリラックスし、自己管理しやすい状態を作り出す。
3) 指令を21回出す
「今日は夜11時までに絶対に寝る」など、明確な指令を自分に出す。心理学的には、このような指令を21回出すと、最も効果的だ。
「人民網日本語版」2015年1月6日