○「中日友好病院」の歴史:中日間借款協力・無償援助の第一弾プロジェクト
中日友好病院の歴史は、1979年9月3日まで遡る。当時、谷牧・国務院副総理が訪日中に大平正芳首相と会談し、中日間借款協力・無償援助の第一弾プロジェクトについて合意した。同プロジェクトには、近代病院の建設が含まれていた。1980年5月29日付人民日報紙上に「中華人民共和国華国鋒総理の日本国訪問に関する共同新聞発表」が掲載され、第10条に、「北京に近代病院を建設する」という計画が明記された。
同年7月16日、「中日両国の共同建設による中日友好病院設立をめぐる問題解決に関する認可請求報告書」が国務院に批准され、病院の名称を「中日友好病院」とすることが確定した。
1984年4月3日、胡耀邦中共中央総書記(当時)が「中日友好病院」の病院名を揮毫した。同年10月23日、中日友好病院が正式に開業した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年2月17日