ネット上で提供されている医療・健康知識は玉石混交で、一般人を困惑させている。北京市では21日、権威ある医療知識を広めることを目的とするウェブサイトの開設式が開かれた。これは権威ある医療知識普及活動に従事するウェブサイトを開設し、全国の三級甲等病院(中国の最高ランクの病院)で准教授以上の職階か、博士号を持つ医療専門家からキーワードの筆者と編集者を募集し、医療知識普及の「オンラインナショナルチーム」を結成する。新華社が伝えた。
同サイトは、旧衛生部の「臨床医療知識普及プロジェクト」を基礎とし発展した。中国医学科学院健康科普研究センターは同プロジェクトを推進するため、4年以上にわたり権威ある医療知識の普及、名医・名病院による知識普及コンテンツの創作、同コンテンツの効果的な品質管理方法の制定・実行に取り組み、一定量の高品質コンテンツを蓄積した。
同センターは百度百科(百度のオンライン百科事典)と協力し、インターネットと検索の特長を利用し、権威ある医療知識を広める。現在まで8000種以上の一般的な病気のキーワードを編集しており、毎日約300万人のネットユーザーが百度の検索を通じて百度百科のキーワードを閲覧している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月22日