2014年6月29日  
 

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「空中吊り下げレストラン」が上海に 食事も命がけ

人民網日本語版 2014年06月29日13:17
営業を開始した陸家嘴の空中吊り下げレストラン。利用客は雨をものともせずレストランに乗り込んだ。

地上から50メートルの高さで、吊り下げられた空間で食事をするというのはどんな感じだろうか。世界の多くの国にある「空中吊り下げレストラン」が、上海市陸家嘴エリアに登場した。もともと今月26日がオープン予定日だったが、梅雨時で大雨が降ったため、27日のお目見えとなった。初日は満席で、空に昇るレストランの様子を見た人からは「ご飯を食べるのも命がけ!」という声が上がった。新民網が伝えた。

27日午前9時30分、定員22人の空中吊り下げレストランが小雨の中をゆっくりと上昇し始めた。場所は浦東四季酒店の屋外駐車場で、巨大なクレーン車につり上げられて上空に到着した。レストラン利用客はシートベルトでしっかり座席に固定され、細々とした持ち物は持ち込み禁止だ。食器が落下して下にいる人に当たらないよう、クレーン車とレストラン下方の一帯は誰も入れないようになっていた。

第1回目の営業時間は約50分で、これには往復時間も含まれる。メニューは「トマトとキュウリのパプリカムース添え」、「バスのタルト仕立て ミョウガとレモンを添えて」、「カニのティラミス風 ピーチに生姜を散らして」の3品で、接客のプロが料理を提供。料理を担当したのは四季酒店のシェフで、海外の同じようなレストランでの経験があるという。従業員もシェフも装備はばっちりで、白いコック服のほか、バンジージャンプの時に着るような安全装置を身につけていた。

レストランは見物者の歓声が上がる中、空に昇っていった。1回の料金は1888元-8888元(約3万円-約14万5千円)と幅がある。主催者によると、次回の上海での営業は9月から10月ごろを予定しているという。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年6月29日


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