中国大洋鉱産資源研究開発協会は国際海底機構(ISA)と29日に北京で、国際海底コバルトリッチクラスト鉱区探査契約を締結した。中国は2001年に太平洋北東部で7万5000平方キロメートルの多金属団塊鉱区を、2011年にインド洋南西部で1万平方キロメートルの多金属硫化物鉱区を確保したが、今回はこれに続き3カ所目となる排他的な探査権と優先開発権を有する海底鉱床を確保し、すべての法的手続きを完了した。人民日報が伝えた。
調査契約の期限は15年間。契約区は太平洋北西部の海山区に位置し、面積は3000平方キロメートル。550×550キロメートルの正方形の範囲内となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月30日