使いきりのプラスチックの食器が再び使用可能に
白くてもろく、熱で変形しやすく、手で簡単に曲げることができ、一般に「白い汚染」や「視覚のゴミ」と呼ばれる使いきりの発泡スチロール製の食器が再びその姿を見せることになりそうだ。1999年に使用禁止令が出されて以来、市場ではその姿を見かけることがほとんどなくなった。しかし国家発展改革委員会がこのほど発表した第21号令の「産業構造調整指導リスト(2011年版)」の淘汰製品リストからは、「使いきり発泡スチロールの食器」が除外されている。同文書は5月1日から実施される。
これは14年ぶりに、発泡スチロールの食器が再び市場に帰ってくることを意味する。
「実際のところ、使い切りの食器は保温性があり、コストは低く、軽いといった長所があり、他の材質の食器は及ばない。しかしもし市場で広範に利用するなら、関連部門は生産や使用、回収の段階について関連の基準を規定し、科学的に指導を行う必要がある。」国際食品包装協会の董金獅秘書長は指摘する。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年3月22日