重病の娘を助けるために父親が動画を制作
マンガ創作に長年携わっている鄭州の杜彦華さん(40歳)は、業界では有名人だ。しかし今年1月30日から、多くの子どもたちに夢を与えてきたこのマンガ家はもはや作品を生み出す気持ちにはなれずにいる。彼の5歳半になる娘が不治の病の「神経芽細胞腫」と診断され、余命いくばくもないと宣告されたのだ。
17日夜、何人もの関係者が2日にわたって急ピッチで「娘よ、天国は寒すぎる。行くのはやめよう」というアニメーション作品を制作した。
「娘よ、がんばれ。父さんが薬を探してくる」と伝えられたニュースが多くの人の注目を集め、子どもの病状に多くの人の気遣いが寄せられた。
杜さん夫婦は諦めず、全国のアニメ・マンガ業界関係者などからも支援が行われている。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年3月21日