台湾では、ニンニクが生産過剰のため価格が大幅に下落、産地価格は500グラムあたり10台湾ドルを下回った。台湾・新北市の村長12人がこのほど、母親たちにカーネーションを贈る計画だった予算で、ニンニクを購入しプレゼントすることにした。割安かつ実用的なものとなっている。ニンニクで酥餅(パイに似た焼き菓子)、ニンニクエキスを生産する企業が、なおさらにコスト減の恩恵を直接受けた。
来月は母の日を迎える。カーネーションは多くの人が思いつく一番のプレゼント。しかし1本のカーネーションは20台湾ドルと高く、ニンニク1キロを買うことができる。そこで新北市の村長12人はあわせて30トンのニンニクを購入した。山積みとなったニンニクにおばあさん、お母さんたちが殺到、ひとり1キロをもちかえった。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年4月16日