ニコンのデジタル一眼レフカメラ「D600」に起きた撮影すると黒い点が入るという問題が、社会の注目を集めている。ニコンはこのほど、この黒点は異常な現象であると認め、希望する消費者には同機以上の水準の指定機種との交換を行うことを明らかにした。新華社が伝えた。
ニコンによると、黒点の異常性は技術部門により確認されており、会社としてh次のような解決策(ソリューション)を提供するという。大陸部で正規に購入されたD600で、黒点現象が2回以上発生したことが修理ステーションの記録(メンテナンス記録)に記されているものについては、ニコンが提供する同レベル以上の性能の指定機種への交換が可能だ。上海市消費者権益保護委員会は、同レベル以上の指定機種とは「D610」のことだとしている。
ニコンによると、指定機種の製造、輸送、通関には一定の時間がかかるため、現時点で把握している状況を踏まえると、ユーザーの申し込み受付から指定機種との交換までには3カ月ほどかかる見込みという。
交換措置の詳細については、D600問題の専用フリーダイヤル(800-820-1665、月曜日-金曜日の午前9時から午後6時まで)、または各地にあるニコンのアフターサービスセンター・特約修理認定店に問い合わせることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月28日