中国環境保護部(省)は25日、北京・天津・河北省、長江デルタ、珠江デルタ、直轄市、省都、計画単列市(深セン市、寧波市 、青島市、大連市、厦門市)など、74都市の空気の質(2013年)を発表した。観測結果によると、74都市中、汚染指数の各項目全てが基準以内だったのは海口市(海南省)、舟山市(浙江省)、拉薩(ラサ)市(チベット自治区)のわずか3都市。ほかの71都市は、基準を超えた指数があった。大気汚染が最も深刻だったのは北京、天津、河北省で、大気の質が悪い都市10都市のうち、7都市が同地域だ。人民日報が報じた。
同部環境観測司の責任者は「今年、中国全土の直轄市、省都、計画単列市で、大気汚染の原因を分析する研究業務が実施される。うち、北京、天津、石家庄市(河北省)では、上半期にその初期段階の成果を提出することになっている。そのほかの直轄市や省都、計画単列市は今年の年末までに、研究成果を段階的に提出しなければならない」と述べた。 (編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月26日