2013年12月25日  
 

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日本の老舗テレビメーカー 次々と中国にさよなら

 2013年12月17日08:39
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 東芝、パナソニック、日立といった、中国市場に早々と進出した日系テレビブランドが、今は次々と中国に別れを告げている。パナソニック中国法人の従業員がこのほど語った「パナソニックのプラズマテレビは、在庫がなくなれば今後は市場でお目にかかることはない」という言葉には、なんともいえないもの悲しさを感じる。パナソニックの上海市にあるプラズマテレビ生産ラインは年内にも生産を完全に停止し、パナソニックは中国における唯一のプラズマテレビ工場を失うことになる。同じく東芝のテレビも中国市場に別れを告げ、東芝唯一の中国テレビ工場も今月以内に全面的に閉鎖される見込みだ。中国の消費者によく知られたブランドの日立は、すでに昨年8月にテレビ生産事業をうち切っている。「北京青年報」が伝えた。

 ▽日本のテレビ大手 次々と中国にお別れ

 東芝は今月、月末までに大連市(遼寧省)にあるテレビ工場を閉鎖し、工場を運営していた大連東芝電視有限公司も清算することを明らかにした。このことは東芝の中国におけるテレビ生産事業が幕を下ろすことを意味する。「北京青年報」によると、東芝大連工場は近年の赤字続きが、最終的に閉鎖という運命に至った主な原因だという。昨年のテレビ生産台数は70万-80万台にとどまり、主に日本向けに輸出されていた。同工場の閉鎖後は、台湾地区の企業が委託を受けて日本ブランドのテレビを生産する(OEM)という。ある情報によれば、大連工場の閉鎖で900人が職を失う見込みだが、東芝はまだこうした従業員への補償の詳細を明らかにしていない。

 パナソニックも近く、苦労を重ねて経営してきたプラズマテレビから撤退することを明らかにし、具体的なタイムテーブルも明らかにした。13年に生産を停止し、14年3月までに関連事業を完全に停止するという。上海市にある生産ラインはこれまでずっとパナソニックにとって重要な海外工場だったが、このほどついに生産を停止することになった。

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コメント

最新コメント

PD User   2013-12-25223.134.113.*
TVのようにソフトとハードの結び付きが強い機器はその地域のソフトの能力に見合ったもので、価格が安いものを求められているにもかかわらず、ソフト能力の低い地域で2Kだ、4Kだとやっていれば、売れないのは当たり前、もっと早く見切りをつけて、次の分野への投資を行うべきだったが、やっと動いたかと思う。日本の企業は判断が遅すぎる。次の何かをどんどん探していかないともう見本はないのだから、ここからが能力の差が出てくるように思う。日本初の技術や機器をもっと開発してほしい。
A.M.   2013-12-2089.159.232.*
他国に武器を売ることは日本では自粛され、非人道的なことだと受け止められてきました。それは変わろうとしています。戦争によって発展するようなものは私たちには要りません。軍事産業が武器を作り、軍事産業が戦争を必要とするような世界にしてはいけません。
kazuyuki   2013-12-19220.5.254.*
地デジ゙になってテレビの画面は圧倒的に綺麗になったにも関わらず日系家電メ-カ-は撤退ですか。テレビの進化は凄いのに番組内容の方は昔と比べてレベルや意気込みが大分下降気味に感じます。此れからに期待したいですね。
宮田聡美   2013-12-1758.61.251.*
日本の大企業は、もともと戦争によって成長しきました。家電製品のような平和産業なんて、もともと苦手。これからは安倍政権の下、軍需産業として発展していくでしょう。

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