今年、世界経済は急激な変化や起伏を経験した。国際市場に影響を与え、世界の投資家の注目を集めた大きな出来事は以下のキーワードにまとめることができる。中国新聞網が伝えた。
■緩やかな回復
今年、世界経済は昨年の緩やかな回復基調を維持した。途上国の経済成長は多少減速したが、全体としては先進国を大きく上回る成長率を維持した。
国際通貨基金(IMF)の『世界経済の展望』(秋季報告)は、今年の世界経済の成長率を昨年の3.2%には及ばない2.9%と予測した。新興国・途上国全体の成長率は4.9%から4.5%に低下し、先進国全体の成長率は昨年の1.5%から1.2%に低下する。このうち米国は2.8%から1.6%に低下、ユーロ圏は0.6%から0.4%に低下、日本は2%を維持する。