環境保護部(環境保護省)はこのほど、北京・天津・河北省地区、長江デルタ地区、珠江デルタ地区、および直轄市、省都、計画単列市など74都市の11月の大気汚染状況を発表した。
大気汚染が基準値を超えなかった日は平均52.3%を占めた。基準値を超えた日のうち73.4%でPM2.5、22.2%でPM10が主要汚染物質となった。10月と比べ、オゾン以外の主要汚染物質の平均濃度はいずれも上昇。PM2.5は3.9%、PM10は7.1%、二酸化窒素は12.8%、二酸化硫黄は45.5%上昇した。
大気汚染が深刻だった上位10都市は石家荘、保定、邢台、唐山、邯鄲、済南、太原、廊坊、ウルムチ、衡水。大気の質が良かった上位10都市は海口、ラサ、福州、貴陽、舟山、承徳、恵州、大連、珠海、張家口だった。
北京・天津・河北省地区13都市で大気汚染が基準値を超えなかった日は平均39.1%で、10月と比べ1.9ポイント増加した。
長江デルタ地区25都市では42.5%。10月と比べると、降水量の減少や汚染物質が停滞しやすい気象条件のために大気汚染が悪化し、31ポイント減少した。
珠江デルタ9都市では75.5%で、10月と比べ53.3ポイント増加した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月22日