消費への信頼感が緩やかに回復 好シグナル受け
【中日対訳】 市場調査会社ニールセン・カンパニーが30日に発表した報告によると、2012年第4四半期(10-12月)の中国の消費者信頼感指数は108ポイントで、前期に比べて2ポイント上昇した。同期には消費に対する信頼感が緩やかに回復した。「新京報」が伝えた。
ニールセンの研究データによると、同期には株式市場が変動したため一線都市の株式・基金投資家の信頼感が影響を受け、彼らの消費に対する信頼感も13ポイント低下した。だが一線都市以外の地域では信頼感指数が上昇。同期は輸出と製造業が回復したため、二線都市の消費者の信頼感指数が9ポイント上昇し、雇用への期待指数も7ポイント、個人の経済状況についての指数も6ポイント、それぞれ上昇した。
ニールセン大中華エリアの厳旋総裁によると、一連の積極的なシグナルの影響により、たとえば輸出の著しい回復や購買担当者指数(PMI)の継続的な回復を受けて、10-12月期には中国人消費者の信頼感が緩やかに回復した。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月31日